入場無料だったWorld Blockchain Festibal(ワールド・ブロックチェーン・フェスティバル)2018に行って来ました。
基調講演に、元金融担当大臣の竹中平蔵氏、NEM盗難事件の際に犯人を追えるところまで追ったGIFTED AGENTの河崎純真さんなど、結構「本物」の方々が講演するということもあって参加してきました。会場は、さいたまスーパーアリーナ。どんな状況だったかまとめてみます。
開場前には長蛇の列
気軽な気分で行ったら、驚きました。
まだ開場まで30分あるのに、長蛇の列が出来てるではないですか。。。
驚くべきことに、列は正面だけでなく、横にずーっと伸びて、さいたまアリーナの裏まで続いてました。
開場時間になっても、入場まで30分以上かかりました。
ワールドブロックチェーンフェスティバルのスケジュール
スケジュールは以下のとおり。
竹中平蔵氏から始まり、最後はマライアキャリー。
これを見て、あ、本当にマライア来るんだなって思いました^^
講演は30分ごとにまるでコンサート
講演が始まってびっくり、予想してたのとちがう・・。まるでコンサートです。
[st-kaiwa1]席は自由だったので、この後、前に移動しました。[/st-kaiwa1]
竹中平蔵さんのお話
竹中平蔵さんは、元金融担当大臣、慶応義塾大学の名誉教授というだけあって、話がとても上手でした。
さくっとまとめるとこんな内容でした。
- 去年のダボス会議ではAIが議論されてた
- 今年はAIは当たり前、ブロックチェーンをどう使うかという議論だった
- 第4次産業革命(AI、ブロックチェーン)が起きている
- 日本は遅れている(永田町の動きが遅い)
- 日本のメディアはモリカケ問題ばかり
- お年寄りにも分かるブロックチェーンの分かりやすい解説
- 若手議員が頑張りブロックチェーンに関わる政策が実はいくつか通ったという話
「第4次産業革命」というフレーズを何度も仰ってました。
河崎純真さんの内容
NEMの犯人を追跡した事でNHKでも特集された方。
専門的な話になるかと思いましたが、初心者向けに、分かりやすくお話されました。
非常に分かりやすく、実体経済(金・FIAT・不動産)、実体がない経済(株式・国際・保険・ローン)の比較。それらに比べると、仮想通貨の規模は、まだ極めて小さいと。
そして、金融恐慌が起きるたびに、基軸通貨が変わってきた。毎世紀、起きている。21世紀中に起きた場合は、デジタル通貨に代わる可能性が高いとも。
個人的にはNEM追跡の話を聞きたかったのですが、これはこれでとても良かったです。
共同経営者の方も登壇し、今やってることをお話されました。
外人さんのゲストスピーカー登壇
海外から参加された方は以下の方々でした。英語でのスピーチ。
同時通訳機器もデポジットで貸し出してましたが、強気に聞き取ってやるって臨んでしまったため、ほとんどわかりませんでした^^;。各々の実施しているプロジェクトを話してました。
- UBAIのDan Khomenko氏
- FaircoinのFrancesca Maciocia氏
- NuMundoのDavid Casey氏
- Blue FrontiersのRandy Hencken氏
- ODXのNiX Nolledo氏
- フィリピン カガヤン経済特区長官 RAUL L.LAMBINO氏
どの方の発表か忘れたのですが、気になったのは、このトークンですね。既に使われているとのこと。
泉忠司さんの内容
ん??何か他の方と登場の仕方が違う。数分のオープニングムービーが流れる。
[st-kaiwa1]・・・[/st-kaiwa1]
スタンディングオベーションが起きなかったので、入場をやり直し。
割れんばかりの拍手、スタンディングオベーション
先生~って叫ぶコールが起きました。
あ、なるほど。。ここで分かりました。このワールド・ブロックチェーン・フェスティバルは、泉忠司さん主催だったんだと。。
話の内容は
- NOAHコインがどんな感じで使われているか
- 価格下落は誤差にすぎない
- ノアウォレットのアップデート情報
- ODX(OPEN DATA EXCHANGE)の話
- NOAH EXCHANGEの話
- NOAHコインが日本のドラマに出てくる(来年のドラマ)
- 取引出来高世界上位の某取引所(Binance??)への上場申請中の話
たしかこんな感じの内容でした。
自分はとっくの昔に売り抜けたので、あまり関心がなかったのですが、会場の参加者はノアコインホルダーが鬼のように来てました。途中、泉さんがNOAH持ってる人って尋ねたときに、ものすごい人数が挙手してたので分かりました。こんなに持ってるの??嘘でしょって思ったくらい膨大な人数です。
Twitterの界隈とはちょっと違う違和感を、入場時からずーっと感じてたので、これだったのかと理解できました。
途中、某取引所の取締役の方が来ていて、どれだけNOAHコインが盛り上がっているのかを見せたいと、こんなパフォーマンスを。。
ノアコインコール起こる。ワールド・ブロックチェーン・フェスは、泉忠司の会だった。 pic.twitter.com/zuQEkTJGci
— 矢野テック(矢野朋義) (@yanoteck) 2018年10月13日
びっくりです。。
そういうことかと分かりました。今回のフェスは、全て某取引所への上場のための事だったようです。
これだけの日本で盛り上がっているんだよというのを、見せたかったようです。
まさかと思ったけど、わざわざ極東の日本に来るくらいですからね。本当に上場するかもしれません・・。
最後は情報起業家らしく、リスト取り。このあたりは、他の方とは違いますね。
最後はマライアキャリーのコンサート
マライアキャリーとブロックチェーンの関係は?
客寄せのためだけ??って思ったらどうやら違ってて、マライアキャリーは、本当はベネズエラの仮想通貨ペトロコインのために来たそうです(マライア自身はベネズエラからの移民)。
ところが、ニュースで報じられているようにベネズエラの政治状況が不安定になり、担当者が来日出来なくなったと、説明がありました。
なので、ペトロコインの説明は一切なく、コンサートが始まりました。
1時間半、全力で歌ってくれた
本物です。
バックダンサー&バックバンドを引き連れての本気モードで全力で歌ってくれました。
ニュースでは色々報じられていますが、美しかったです。
さすがの歌声でした。
曲はVISION OF LOVE、HERO、など往年の名曲を1時間半、歌ってくれました。途中、ジャクソン5の曲をカバーで歌ってくれたりファンサービスが凄かったです。
アンコールは、何とあのクリスマスソング!。
[st-kaiwa1]コンサート良かったねーって感じで、満足して帰りましたw。[/st-kaiwa1]Thank you #mariahcarey Thank you world blockchain festival! 。フルバンドでの演奏でした。 pic.twitter.com/uA1vmOOfeC
— 矢野テック(矢野朋義) (@yanoteck) 2018年10月13日
帰りに気づいたのですが
入場時は周りを見渡すと年齢層高かったのが、帰りはめちゃくちゃ若くなってました。
コンサートだけ見に来た方も多いようでしたね。
感想
今後も、こういうフェスみたいなのがあると思いますが、どういう団体が主催しているのかはチェックした方がよいかも。
なんとなく、NOAHコインのプロモーション、某取引所への上場のために、上手い事使われた感じがありましたが、その中でも節々で、よい話はあったので全体としてはよかったです。
まあ、マライアキャリーのコンサートが無料で見れただけでも、良かったですね。
ご質問はコメント欄からお願いします
コメント一覧 (1件)
ありがとうございました。