フレアトークンのデリゲート委任は、ユーザーが自身のトークンを他のアドレスに委任する仕組みです。この仕組みにより、ユーザーは自身のトークンを所有しながら、信頼できる委任先に投票権を付与することが可能です。
しかし、どの委任先を選ぶべきかは重要な判断です。本記事では、フレアトークンのデリゲート委任先を選ぶ際ポイントや、適切な委任先の選び方について解説します。
フレアトークンについて
フレアトークン(FLR)は、XRP保有者にエアドロップされた通貨で、フレアネットワークのネイティブトークンです。残りはデリゲートした方に配布されています。
公式サイト
フレアトークンの買い方
国内の取引所でも購入可能ですが、入出金で取引所の目視チェックが必ず入り、とても面倒です。
とくに、自分でラップとデリゲートを実施したい方は、目視チェックが入らない海外取引所がおすすめです。
出来高が高いところを選ぶ
Coinmarketcapをみると、フレアトークンは、GateioとOKXが圧倒的に出来高が多いです。
日本しか使わない方も、出来れば海外の出来高が安定したところを使うことをおすすめします。出来高が低いと、少しの大口でヒゲが思いっきりついて危ないんですよ。
僕は、Gate.io(ゲートアイオー)を使っています。ここは、1800種類以上の通貨を扱っていて、どんな草コインでも売却が可能です。
Gate.ioの使い方
こちらの記事で詳しく解説しました。
フレアトークンのラップとデリゲートについて
フレアトークン(FLR)は、XRPの保有者にエアドロップされた仮想通貨です。FLRは、ラップとデリゲートという2つの方法で報酬を増やすことができます。
ラップについて
ラップとは、FLRを他のブロックチェーンに移動して、そのブロックチェーンの通貨と交換することです。フレアトークンでいえば、WFLRという通貨になります。
デリゲートについて
デリゲートとは、FLRを信頼できるエージェントに委任して、ネットワークの安全性を高めることです。デリゲートすると、エージェントから報酬を受け取ることができます。報酬は、FLRの残りの85%分が月々3%ずつ配布される形で受け取れます。
メタマスクを使ったラップとデリゲートの方法
ラップとデリゲートの方法は、以下の記事で詳しく説明しました。ぜひご覧ください。
プロバイダーの選び方
さて、ここからが本題なのですが、何回かデリゲートを実施すると、どこに頼もうかなという悩みに直面します。効率のよいプロバイダーの選び方について、まとめます。
報酬がぜんぜん違う
結果から言うと、委任先の選定でデリゲート報酬とドロップ報酬の率が全然違います。
1ヶ月後
以下は1ヶ月で12.4%も増えました。
6ヶ月後
さらに5ヶ月経った状態です。WFLRが、めちゃ増えているのが分かります。委任先の選び方次第で、かなり変わります。
Flare FTSOランキングから選ぶ
デリゲート委任先の選び方ですが、フレアのFTSO Providersから、選びましょう。ここで、デリゲートの報酬率とか色々わかります。
表の見方
この表の見方が、英語なので、よくわからないというご質問を頂いたので、重要な箇所だけまとめました。
重要な要素は以下4つ
- Name(プロバイダーの名前)
- Vote Power(枚数)
- Reward Rate(報酬率)
- Fee(手数料)
そこそこの枚数預けられていて、報酬率が高く、手数料が低いところを探します。
おすすめの委任先
おすすめの委任先は以下です。Reward RateやFeeは、随時変わっているのでご注意ください。
上位はあまり変化ありませんが、Feeが低い所と組み合わせると報酬も大きく変わるので、組み合わせると面白い。どれもFee=16〜17%くらい
追記、11ヶ月目
11ヶ月目はこんな感じです。最初からみると、約2倍に増えてます!
ちなみに、購入時の価格は1FLR=3.8円でした。1000枚購入してデリゲート。この記事を書いている2024/2/27の価格が、1FLR=7.65円。1枚あたりの価値は倍になっています。
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