ビットコインFXでのトレードは、その高いボラティリティと急激な価格変動により、大きなリターンを得ることができる一方で、リスクも同様に高いものとなっています。
そこで、本記事ではTradingViewのプログラム(Pinescript)のバックテストを用いて、ビットコインFXで使えるトレード手法を分析してみました。特に、MACDやRSIなどの一般的なテクニカル指標を使った手法から、独自の指標を駆使した手法まで、幅広い視点からトレード手法を検討していきます。
TradingViewについて
TradingViewは、株式、FX、仮想通貨などの多くの市場で使用されるブラウザで動くチャート分析ツールです。
ユーザーは、価格チャートやテクニカル指標、各種アラート、ストラテジーテストなどの多様な機能を利用できます。TradingViewは、プロのトレーダーやチャート分析家、そして個人投資家など、さまざまなユーザーに広く利用されています。
無料版では3つまでインジケーターをインストールすることが出来ます。
TradingViewはブラウザで動作する
TradingViewは多数の優れた機能を備えたプラットフォームで、MT4に比べていくつかの点で優れています。
MT4はソフトウェアをダウンロードしてローカルにインストールする必要がありますが、TradingViewはクラウドベースのプラットフォームなので、ブラウザ上でアクセスして使用することができます。
スマホやiPadからも機種問わず、同じ環境で常に使えるということです
TradingViewのバックテストについて
僕が、TradingViewを有料版にしてまで使っている理由はバックテストのためです。とにかく優秀です。
TradingViewのバックテストが優れている点は、以下の通りです。
多様なテクニカル指標
TradingViewは、100種類以上のテクニカル指標をサポートしています。そのため、様々な指標を組み合わせた戦略のバックテストが可能です。
超高速なバックテスト
TradingViewのバックテストは高速で、複数のテクニカル指標を同時に使用しても快適に動作します。MT4だと5分〜20分かかるバックテストが、TradingViewでは数秒で終わります。
シミュレーションの可視化
バックテスト結果をグラフィカルに表示することができます。これにより、戦略のエントリー・エグジットポイントや損益の推移を簡単に確認できます。
ビットコインでテクニカルは通用するのか?
FXやっている方なら誰もがしってるオシレーター系のMACDやストキャスティクス。ビットコインやアルトコインでは通用しないよという方もいます。
複数のオシレーター系指標の組み合わせ
プログラムを組んで1つ1つ検証してみたところ、単体では通用しないのですが、複数組み合わせると大化けすることが分かりました。
僕には仮想通貨のブログ以外に、MT4用のブログがあるのですが、そちらの記事で詳しく解説しました。
1つ1つプログラム組んで、バックテストして通用するのか確認してみました。
ビットコインで通用するオシレーター
色々とバックテストしてみた結果、以下のオシレーターは結構使えます。しかも、単体ではなく、複数の組み合わせです。
- MACDのヒストグラム
- ストキャスティクス
- RSI
- ADX
TradingViewでの自動売買トレードについて
TradingViewは自動売買機能はありません。そこがMT4と違って残念な点です。しかし、やり方次第で自動売買は可能です。
TradingView側だけでなく、bot作成のプログラミング技術も必要です。こちらの記事で解説しました。参考になるかと思います。
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