現在、ずっと使えるようなMT4のEAを作成中。
本業が多忙だったんですが、ようやく落ち着いて、EA作成に着手出来たんですが、いきなり1発目から、良い感じのものが出来ました。
EA作成の前にトレード手法は必須
僕の場合は、プログラムは出来るけど、トレード手法が弱いのが弱点。
まずは、あれこれ10数冊FXの書籍を購入して読んでみました。
本に書いてあるノウハウは、4割程度と言われていますが、FXの場合は意外とちゃんと書いてあるのが多いかもしれません。びっくりしました。
でも、ふんわりと書かれていたり、著者の自伝的ものが多くて、プログラムでは再現出来ないのが7割くらい。
そのなかでも、ある著者さんのFXの本は本物でした。
二階堂重人さんの手法は本物
二階堂重人さんの書籍は沢山出ているのですが、「FXチャート実践帳」は、EAを作る上で、かなり参考になりました。
この本が良かったのは、エントリー条件が数値で書かれている事です。
他の著者さんは、チャートの形が、こんな形でとか・・・
数値で表せられない(=プログラムで再現出来ない)のが多いなか、二階堂さんの本の多くが、エントリー条件が明瞭に書いてました。
たとえば、5分足スキャルピングのロングの条件は
- ストキャスティクス20%以下
- ボリンジャーバンドの+2σ〜-2σの幅が30pips
- ボリンジャーバンドのセンターバンド(20SMA)を割る
- 連続で陰線
これだけ条件が明瞭だと、プログラムで書きやすいです。
EAを作ってみた
ソースは公開はできないけど、こんな感じ。
バックテスト実行結果
2019年1月〜2019年12月のデータ(USDJPYの5分足)でバックテストしてみました。
結果は以下の通り
- 1000$スタートで純益686$
- 10勝2敗(勝率83%)
2018年のデータでも大体同じ結果でした。
すごい、いきなり、なかなかの出来。ただ、スキャルピングなのに、年12回しかトレード出来ていない。
条件が理想的すぎてトレード回数が少ない
書籍に書かれているのを、だいたいそのままプログラム化してみると
実際のデータだと、5分足でも、トレード回数が少ないです。各年代でバックテストしてみると、0回の年もありました。
おそらくは、条件が理想的すぎるのだと思います。
条件を緩くすると、売買が活発になるんですが、途端に勝率が下がって収益が、めっちゃマイナスになります。なかなか調整が難しい。
ボリンジャーバンドとストキャスティクスの組み合わせ
この本が良かったのは、テクニカルのトレード技術が明確に書いてあった事です。
「ボリンジャーバンド」+「ストキャスティクス」
この2つを上手く使いこなせれば、収益がプラスになるというのは分かったので、もう少し勉強してEAをブラッシュアップしてみようと思います。
この本に出会えて感謝です。
もしかすると、僕の今後が大きく変わるかもしれない。
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