コインチェックの580億円分のNEMが盗まれた事件で、2018/2/13日午後に金融庁に業務改善計画を提出した。
同日20時に同社本社でCCO(最高執行責任者)大塚雄介氏が説明しました。
コインチェックNEM盗難事件とは?
こちらの記事にまとめてます。
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2/13会見の模様
大塚雄介氏が説明しました。前回の会見から、和田晃一良社長では無理っぽいですもんね。
会見の動画(Youtubeより)
大塚CCOが会見で言った内容をまとめると、以下の通り
- 金融庁業務改善命令の報告書提出した
- 事業を継続する
- 日本円401億円出金開始
- NEMの保証は目処がついたが時期未定
- 仮想通貨の送金・売買も再開準備中(改善中)
記者とのやり取り
記者の暗号通貨知識レベルはだいぶ良くなったが、専門的な部分になると、相変わらず質問が若干ズレている。
まとめると以下の通り
- 金融庁とのやりとりは答えれない
- 報告書の詳細も答えられない
- 不正アクセスの原因究明は?⇒報告書の内容になるので答えられない
- 改善計画、内容も全て答えられない
- 補償額の見直しは?⇒変更ない
- NEMの保証の時期が未定なのはなぜ?⇒資金はある。調整している状態
- 保証の資金は自己資産
- 他の仮想通貨の引き出しは出来ない⇒未定
- 事業継続、金融庁の登録も継続する
- この2週間で何をやってたのか?⇒セキュリティの確認、日本円の出金をすすめた。
- すべて完了するのはどのくらい?⇒まだ答えられない
- 取引が出来ない理由と目処は?⇒まだ答えられない
- 分別管理している
- 和田社長は?⇒社内で業務中
まとめ
ほとんどが答えられないという回答でしたね。
色々と質問しているけど、目処が付いてから、明確になってから答えるばかりでしたね。
大塚さんの反応を見る限りは、答えたいんだけど答えられないという感じでしょうか。
あれを見ていると、社長を表に出さなかったのは正解ですね。
色々と突っ込まれると、ポロッと言ってしまいそう。そんなやり取りでした。
ただ、あれだけの金額が盗まれていながら、事業が継続出来るのがすごい。
コインチェックの後にイタリアの取引所で盗難事件が起きましたが、GOXしましたからね。普通はそういうレベルだと思います。
継続すると、はっきり言ったわけですから
前向にとらえてよいと思います。
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