Coinhive(コインハイブ)というマイニングソフトを使った方が、なんと16名も逮捕されました。界隈に衝撃が走りました。
肝心の容疑は、「不正指令電磁的記録作成などの疑い」。ウイルス作ったり、拡散した方が、よくこの容疑で捕まってます。
Coinhiveって何?
JavaScriptで書かれたプログラムで、ブログやホームページに設置すると、閲覧者のパソコンのCPUパワーを使ってマイニングさせるものです。採掘コインはXMR(モネロ)など数種類。
めちゃくちゃ稼げるわけではなく、微々たるものとのこと。
検挙された方のブログを見て悶絶
こちらのブログの方が、その一人。よくぞ、記事に残してくださいました・・。
読んで、恐ろしいなーと思いました。
こういう新しいサービスは、仮想通貨の世界では珍しいものではないからです。
何気なく使って、ある日突然、警察が乗り込んでくる・・・。
怖いです。。
Coinhiveの何が問題か?
ブログの閲覧者の同意を得ずに、パソコンを操作されるのが問題だとか。警察の解釈ではウイルスと同等との事。
警察庁では、ホームページを更新し、ブラウザに埋め込むマイニングは犯罪と書かれてます。
ただ、まだ日本では仮想通貨自体が、税法、法律すら定まっていない中での摘発に
議論が起こってます。
「Coinhiveは既存の広告と違ってCPUを食いつぶすからマルウェア」という意見がありますが
CoinhiveはCPU使用量を押さえ込むことが可能で彼もそうしていたらしいですし
その理論で行くと重い広告はみんなマルウェアになるんですがそれで良いんですか?— エヌユル (@ncaq) 2018年6月12日
Coinhiveがウィルス扱いされて導入した人達が処罰されてる件、許せないのは「技術的素養がない(足りない)」人達がマイルールでウィルスと解釈して処罰の前例作ってるとこ。技術者団体と法の専門家が協議の末に違法と見做すって言うなら受け入れるから見解を発布してくれ~頼む~なんでもしますから~
— えぞももんがかわい杉内 (@jumk81) 2018年6月12日
海外の方は不思議でしょうがないみたい。
Coinhiveの件、既にWebニュース等でアメリカ人の同僚も知っていますが「日本人の情報リテラシーが低くてバカにする」というよりも「不思議すぎて何がしたいのか全く理解が出来ない」って顔してました。
— えぞももんがかわい杉内 (@jumk81) 2018年6月14日
今回の件では、ホリエモンも首をかしげる
— 堀江貴文(Takafumi Horie) (@takapon_jp) 2018年6月14日
「JavaScriptで動くプログラムで同意を得ずにCPUを消費させる」のがNGだとすると、Googleアドセンス(広告)もNGになるし、Youtubeなどの埋め込み動画もNGになります。よくホームページ訪れると動画再生するものがありますが、それも駄目になります。
うーん。。これは、警察は早まったかもしれません。
逮捕された1人が弁護士を立てて記者会見
勇気をもった方がいるんですね。僕だったら、仕方なしに罰金払ったと思う。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180614-00000124-jij-sociWinnyの時のように長くなりそうです。
今回は、まだ法の整備が整っていない仮想通貨。もっと長くなるでしょうね。
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