最近、ブログ更新していませんでしたが、生きてますw。
今回は、2018年11月16日 AM1:40に発生するビットコインキャッシュ(BCH)のハードフォークについて記事にまとめます。
どうなるのか?
BCHがハードフォークし1:1で、BCHABC($BABC)、BCHSV($BSV)に分裂します。
元のBCHは残りません。完全に別れます。
なぜ別れる?
Craig Steven Wright(クレイグ・スティーブン・ライト)氏が関わっています。
彼は、サトシ・ナカモトであるという噂もありますが(たぶん違うでしょう)。
BCHこそが、オリジナルのビットコインであるという強烈な思想を持った人物です。
そのCraigが、ビットコイン・サトシ・ビジョン(Bitcoin Satoshi Vision=SV)を提唱したのが今回のハードフォークの発端です。
CraigはBCHのマイニングで絶大な権限を持っています。
201811/14時点で、BCHのハッシュパワーの半分以上をCraig側が保有しています。
こちらのサイトでハッシュパワーを参照可能。
取引所に保有していれば自動的に付与される
取引所が対応していれば、保有していれば自動で付与されます。
いつ付与されるのかは取引所によって違うようです。
Binance
HPにも記載していますが、BCHABC、BCHSVの動向によって、2つのケースを想定して進めているようです。
[st-kaiwa2]2018/11/15 4:40:00(UTC)(日本時間11/16 AM1:40)でBitcoinの現金残高のスナップショットを取ります。Bitcoin現金の入出金は、2018/11/15 3:00:00(UTC)から一時停止されます。 [/st-kaiwa2]
Yobit
Yobitでは14日中にBCCABC、BCCSVを1:1で付与し、古いBCCは使用禁止になると公式がツイートしてました。
[st-kaiwa1]Yobitでは、ビットコインキャッシュを、BCHではなくBCCと明記してます。 したがって、フォークした通貨は、BCCABC、BCCSVとなっていますが、一般的にはBCHABC、BCHSVです。[/st-kaiwa1]Bitcoincash [BCC] forks will be listed in 20-21 hrs, 1:1 balances will be added to BitcoinCashABC [BCCABC] and BitcoinCashSV [BCCSV]. Old coin (BCC) will be disabled and after some time most popular fork will be renamed back to Bitcoincash [BCC].
— Yobit.Net (@YobitExchange) 2018年11月13日
とりあえず2つの取引所だけ。
取引所によって違うみたいなので、公式ツイートはチェックしておきましょう。
国内でのBCHSV付与はない?
コインチェック
国内はCoinCheckがいち早くアナウンスしました。
コインチェックのスタンスでは、「ハードフォーク発生以降、当社では引き続き、Bitcoin ABCが参照するチェーンをBitcoin Cash(BCH)として表記致します。」と書いてある事から、BCHABCとは書かずに、BCHとしてBCHABCを扱うようです(ややこしい・・)。
また、BCHSVの付与云々については何もかかれていないことから、たぶん付与はないと思います(たぶんね)。
bitFlyer
bitFlyerも同様に、BCHABCをBCHチェーンとして扱うようです。
【追記 2】また、分岐チェーンが発生した場合、当社サービスにおける BCH は Bitcoin ABC を指します。ただし、ハードフォークの状況に応じて表記を変更する可能性がございます。
— bitFlyer(ビットフライヤー) (@bitFlyer) 2018年11月14日
BCHSVの付与について触れていないのは、金融庁のせいもあるでしょう。金融庁としては取引所が扱う通貨は、承認制にしたい思惑があるので、フォークした通貨をすぐに扱えるようになるのは至難の業だと思います。お役所ですし、情報も追いついていないでしょう。BitcoinGoldですら付与されていないので、国内では絶望的だと思います。
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コメント一覧 (1件)
ティッカーの状況は興味深いですな