Binance(バイナンス)は、仮想通貨やってる方は、間違いなく誰しもが持っている海外の取引所です。
そのバイナンスが、2020年1月16、日本人の段階的規制を発表しました。
公式HPや、Twitterでも発表したので、間違いない事実でした。
情報が色々錯綜していたのを、まとめてみました。
バイナンスについて
香港に所在地がある、ちょっと前まで世界1位の出来高を誇っていた取引所です。
直近の出来高は世界14位。ちなみに、日本国内で人気のビットフライヤーは82位。
バイナンスの登録方法、使い方は以下の記事に図解でまとめました。まだ、持っていない方はご参考下さい。
バイナンスの日本人規制発表のソース
いやー、焦りますね。ログインしたら、こんなメッセージがあるんですもん。
[st-kaiwa1]今後、日本居住者のお客様について、段階的に取引制限を実施するって、ハッキリ言ってますね。[/st-kaiwa1]
Yahoo!Japanとの提携、タオタオとの提携
時を同じくして、Yahoo!JAPANとの提携の噂が出ました。韓国発の情報でした。
真偽が分からない状況でしたが、16日正式に公式Twitterで発表がありました。
Z Corporation, a subsidiary of Yahoo Japan, and TaoTao begin negotiations with #Binance for strategic partnerships in the Japanese markethttps://t.co/MdMS4Etele pic.twitter.com/buBKkDTZ7N
— Binance (@binance) January 17, 2020
公式ブログでも日本語で発表
Zホールディングスとは日本のヤフー株式会社の事です(いつのまにか社名変更している)。
かねてから、バイナンスは日本の進出を考えていたようですが、金融庁による日本国内の仮想通貨の規制を懸念して、一度は頓挫しました。
それが、今回、YahooJapanとの提携で、かなり実現しそうな感じです。
CZ自身がフォロワーに説明している
バイナンスのCEOのCZが、今回の発表をTwitterで丁寧に説明しました。
Many non-Japanese may not understand the significance of this. TaoTao & Z-Corp are subsidiaries of Yahoo Japan. YJ has been independent from Yahoo US for a long long time and is doing well. It is 48% owned by Softbank.
Couldn’t ask for a better partner than TaoTao in Japan. https://t.co/dhTaJkD7WC
— CZ Binance (@cz_binance) January 17, 2020
ざっくり和訳すると以下のとおり
[st-kaiwa2]日本人以外の多くは、たぶん、理解出来ないと思います。TaoTaoとZコーポレーションは、Yahoo!Japanの子会社です。YahooJapanは、アメリカのYahooからは独立していて、業績も順調。ソフトバンクが株式の48%を所有しています。日本のTaoTaoよりも、よいパートナーを求めることができませんでした。[/st-kaiwa2]
どうやら、日本人以外は理解できない方が多かったようです。
丁寧にTwitterで返してました。
ここまでしっかりCZ本人が説明していることから、本家Binanceの日本人規制と、日本への進出は間違いないと思いますね。
バイナンスで日本人規制と日本進出で起こる考える未来
Binanceno日本人規制がどうなるのか、ちょっと予想してみました。
あながち、間違っていないと思う。。
本家Binanceのトレード規制&出金金額規制
実現されてしまったら、トレード規制があるかと思います。
トレード出来なくなる可能性があるかと。判別方法が問題ですよね。
- パスポート提出している方はそれで判断
- IPアドレスで判断
出金規制があるので、Binance使っている方の多くが、パスポートでの本人確認していると思います。
それで日本人扱いの判定はされそうです。
Binanceは、本人確認していなくても使えますが、IPアドレスで日本からのアクセスなのかは判別できるので、いずれにしても日本からのアクセスというのはBinance側はちゃんとわかると思います。
一日の出金金額も制限かかる可能性もあるかと
(日本人がパニックになって一斉に出金するのを防ぐため)
新取引所も取り扱い銘柄の大幅削減の可能性
日本国内では規制が激しいので、現状のバイナンスの取り扱い通貨をそのまま日本に移行するのは不可能だと思います。
バイナンスの銘柄をみると、恐らく以下の通貨しか金融庁に承認されないかと思います。
- BTC
- ETH
- BCH
- XEM
- XRP
- LTC
BCHは、Binanceは分離したBCHSVも取り扱っていますが、これも移行できないでしょうね。
たぶん、バイナンスのトークンのBNBすら怪しいです。出来たとしても、承認にめちゃ時間がかかりそう。
[st-kaiwa1]限りなく普通の取引所になりそうな気がします。[/st-kaiwa1]
僕らはどう動くべき?
まだ、焦って動かなくてもよいと思います。
何をどうするかは、何も発表していないからです。
かつてHuobiは同じことして大失敗した
かつて、Huobiという取引所が、同じことをして大失敗しました。
Huobi本体から日本人を追い出して、Huobi Japanを新規で作ったものの使っている人を見たことがありません。
海外の取引所を使っている日本人仮想通貨トレーダーの心理が分かっていません。
規制の多い日本の取引所は、あまり使いたくないのですが、外国の方は日本の状況を分かっていないようです。
結局のところ、Huobiは日本人の信用を失ってしまいました。
Yahooと提携して進めている点が違う
今回のバイナンスも、同じような感じに見えますが、違うのは、Yahoo!Japanと、と提携している事です。
孫さんも絡んでいると思うし、Binanceの要望を柔軟に叶えそうです。
[st-kaiwa1]新しい情報出たら、またまとめてみます。[/st-kaiwa1]
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