ChatGPTのOpenAIが、仮想通貨にも参入しました。ワールドコイン(WLD)を作り、各取引所で続々上場しました。詳細をまとめてみました。
ワールドコイン(WLD)について
公式HP
概要
ホームページの概要をまとめると以下のとおり
- Worldcoinは新しいグローバルな仮想通貨を目指すプロジェクト
- 2021年に設立
- 本人認証World ID
- 専用ウォレットWorld Appのサービス
- ブロックチェーンはSolanaをベース
- 処理速度とスケーラビリティが特徴
- 発行枚数は最大10,000,000,000枚
- デジタルIDの確立と、世界中の誰もが通貨を利用できることを目指す
- 最終的にはAIが資金を提供するUBIへの潜在的な道を示す
- ユーザーには専用のオービタルデバイスを送付
- 目の虹彩をスキャン登録でID確認
目の虹彩を登録とか、いまいち良くわからないといった感じですが、サム・アルトマン主導というだけで買いだと思います。
WLDの価格
最新の価格は以下の感じです(日本円換算)
時価総額の増え方が凄い
上場して、わずか4日で時価総額360億円を越えました。信じられないスピードです。
サム・アルトマンのローンチ後のツイート
サム・アルトマンがローンチした7/24にツイートした内容です。
worldcoin launches today: https://t.co/UXXE5AFznS
— Sam Altman (@sama) July 24, 2023
WLDの買い方
WLDはどこで購入できるかですが、以下のページで確認できます。
出来高が多いところで買う
こういうメジャーではない通貨を買うポイントは、24時間の出来高を見ます。最低でも億単位の取引がないと、板が活発とは言えません。
Binanceのアカウントを持っている方は、Binanceがベストです。日本人が使える取引所は限定されつつあるので、日本語対応など、使いやすさを考えると、Bybitが良いかと思います。
Bybitでの買い方
以下よりBybitに登録後
仮想通貨を入金すれば、すぐに使えます。本人認証しなくても、すぐに使えるのがBybitの良い点です。
入金はBTCが無難
ウォレットからBTCを選んで、入金をクリックします。
入金は各種通貨での入金が可能ですが、日本国内からの送金であれば、BTCが無難です。送金ネットワークがBTCだけだからです。ウォレットアドレスに対して、コピーして、国内取引所から送ります。
ETHの場合は送金ネットワークに注意!
送金ネットワークを理解していれば、イーサリアムなどでも大丈夫ですが、ERC20、BSC、Arbitrum Oneなど、通貨によっては送金ネットワークの種類が多く、初心者は最悪GOXする事があります(※日本国内取引所は基本的にはERC20のみ対応)。
各チェーンでの互換性はありません。違うチェーンに送るとGOX(失う)します。これは取引所のせいではなく、個人の責任になり、お金も戻ってきません。
BTCを売却してUSDTにする
WLDの通貨ペアはWLD/USDTのみです。したがって、BTCを売却してUSDTを用意する必要があります。
BTC/USDTで、成行注文にして、売却枚数の比率を動かして、売却ボタンを押します。今回は成り行きで売却しましたが、指値で売りたい場合は指値の価格を入力します。
検索窓から、WLDと入れると、通貨ペアが表示されるので、WLD/USDT(現物)を選択します。
「買い」を選択して、「成行注文」にして購入ボタンを押します。何枚買うかは、比率のバーで調整します。
上場後のチャートの動き
チャートで見ると、まだ上場直後なので、他の新規上場コインと同様に急降下しました。$5.2から、一気に$2台まで下がりました。
WLDの将来性について考察
最大供給10,000,000,000枚(100億枚)というのが気になります。なぜ、そんなに多い仕様なのでしょう。
現在の市場への供給量は、この記事を書いている2023/7/28で、1%の112,050,395枚です。
1%というのは少ないじゃんと思うかもしれませんが、上場後、わずか数日です。それで最大供給量の1%が市場に出ているというのは、早いペースではないかと思います。
市場の原理から、発行枚数が増えれば、それだけ価値が下がります。今後どうなるかが気になりますが、サム・アルトマン次第だと思います。
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