仮想通貨のSuiが2024初頭から急騰しています。その理由と、Suiはどこで買えばよいのか?将来性はどうなのかを初心者にも分かりやすく図解で解説します。
仮想通貨Suiについて
暗号通貨Suiは、Sui Network上で発行されるネイティブトークンで、スマートコントラクトプラットフォームです。開発したのは米国のMysten Labsで、2022年9月にメインネットが公開されました。
Sui公式サイト(英語)
ETHよりも高速処理
Suiの目指すところは、ユーザーが安全かつ手軽にアプリケーションを開発・運用できる環境を提供すること。ブロックチェーン上で動作するスマートコントラクトを、より身近な存在にしたいとしています。
技術面では、Ethereumといった既存のプラットフォームより処理スピードが格段に速いことが大きな特徴。これは独自アーキテクチャのMOVE言語と呼ばれるスマートコントラクトで実現しています。1秒あたりのトランザクション処理数が12万件と高い処理能力です。
発行枚数について
Suiの暗号通貨であるSUIトークンの最大発行枚数は100億SUIです。この記事を書いている2023/2月の段階で、流通量は約11億SUIです。これは、CoinMarketCapで確認することができます。
発行枚数が多すぎるのが気になりますが、普通の通貨なら最大発行枚数100億枚ともなると、1枚あたりの価値はとても低くなる傾向が高いのですが、1ドルを越えています。これは市場からもかなり期待されている証でもありますね。
Suiネットワークの特徴
Suiはイーサリアムのような通貨のベースを想定して作られているので、Sui単独のチェーンタイプを持っています。
- ブロックチェーン上のガス代に使える
- バリデータにトークンを委任してステーク報酬得ることができる
- オンチェーンで流動性を提供
- トークン保有者はコミュニティのガバナンスに参加する権利が与えられる
POSによるステーキング報酬
前述の特徴の中でも、面白いのが、POSによるステーキング報酬を得る事が可能です。
具体的な名称は、Delegated Proof-of-Stake(DPOS)を採用しています。このブログでも何度も解説したフレアトークンのようにバリデータにデリゲート(委任)して報酬を得ることができます。
Suiの買い方
海外の取引所のみ購入可能です。海外の取引所では、なるべく出来高が高い取引所で買う事をおすすめします。出来高が低いと、大口による突発的な影響を受けやすくなるからです。
コインマーケットキャップによると、Suiの24時間あたりの出来高をみると、以下のようになっています。
すべて海外取引所ですが、この中で、日本人が使えて、日本語対応の取引所は以下2つ。
出来高の面からBybitがおすすめ
BybitでのSuiの24時間あたりの出来高は2,770万ドル(約40億円)。Gate.ioが587万ドル(8億5000万円)なので、Bybitがおすすめです。
Bybitの特徴や登録方法、使い方については、以下の記事に図解でまとめました。ご参考ください。
Suiは2024年から急騰
Suiの近況ですが、2024年から急騰しています。わずか1ヶ月で、その上昇率は約120%。
プラットフォームとして期待
1つは、スマートコントラクトプラットフォームとしての技術力が高く評価されたことがあげられます。SuiはEthereumよりもはるかに高速な処理を実現しており、急激にプラットフォームとしての地位を獲得しつつあります。
大手企業を始めとする様々なアプリケーションがSuiのネットワーク上で稼働するようになり、プラットフォームとしての機能性や将来性への信頼が一気に高まったことで価格に追い風となったでしょう。
次世代スマートコントラクトプラットフォームへの期待感が高まったことも大きいでしょう。仮想通貨市場全体の上昇相場も追い風となり、将来の更なる成長が予想される中でファンダメンタルズを反映した価格上昇が生じたと考えられます。2024年はSuiの本格的な成長の始まりを告げる年となったといえます。
DeFiアプリケーションの増加
次に、Suiで開発されるデファイアプリケーションが増加し、トークンの実需が生じてきたことで、投機的な買いよりも強固な支えとなっています。様々な金融サービスがSui上で展開され始めており、トークンを使った実際のサービス利用が活発化していることが価格上昇の要因だと分析できます。
まとめ
僕はやる事が多すぎて、全くSuiに触れていないのですが、余裕があればSuiのDPOSによるステーキングもチャレンジしたいところです。
最近の仮想通貨は、色んな収益方法があって面白いですね。
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