トレードしてる時に、必ず経済指標を気にする必要があります。それは、自動売買でも裁量でも同様で、例えトレンド中であっても経済指標の発表直後にトレンドの流れを大きく変わり急変することがあります。
今回は、そんな経済指標で使えるスキャルピングのテクニックについて、記事を書いてみました。マジで使えます。
警戒すべき経済指標
経済指標だったら全て気にしないといけないかというと、そうでもなくて、注意しないといけない指標は少ないです。
以下の指標発表は特に注意しないといけません。
- アメリカのCPIコア(消費者物価指数)
- FOMC(米国連邦公開市場委員会政策金利発表)
- FRB議長の定例会見(FOMC発表日と同日)
全てアメリカの経済指標発表です。日本やユーロの指標では、チャート変動はあまり動かないことが多いです。
経済指標発表直後のチャートの動き
2022年12月の CPI コアの結果を見ていると、それまで上昇トレンドだったのが、CPI発表直後に大暴落しました
トレンド転換した
チャートで見てみると、5分足の移動平均線を強引に割って、下降トレンドに転換していることがわかります。
こういう現象が、指標発表直後にはよくあります。
発表時ポジションはノーポジ原則
直前まで順調に利益を重ねていても、この一瞬で大幅にマイナスとなる事が、よくあるので、発表前にはノーポジをおすすめします。
経済指標発表時に使えるスキャルピング
ここから本題なのですが、経済指標発表時に使えるスキャルピングのテクニックについてまとめます。
以前、僕のインスタに投稿したのですが、フォロワーが少ない僕でも反応が良かったんですよ。
https://www.instagram.com/p/CmJWl9lL-YM/?utm_source=ig_web_copy_linkそういうこともあって、記事にしてみました。
対応通貨ペア
アメリカの経済指標に影響がある通貨ペアなので、全て可能です。大きく動くのは以下です。
- ドル円
- ユーロドル
- ポンドドル
- 日経
- ダウ平均
- ビットコイン
環境
使う環境としては以下の通りです。
- 5分足
- 平均足
- インジケーター「Alligator」
エントリータイミング
エントリータイミングとしては経済指標発表した次の足です。赤い矢印の箇所です。上昇したらロング、下落したらショート、同じ流れにエントリーします。
経済指標発表直後に入るのが理想ですが、多分動きが速すぎて入れないと思います。髭も大きく付ける事が多いので、触ると大怪我することが多いです。慌てなくても次足で十分間に合います。
クローズタイミング
TP(利益確定)は、平均足の色が転換した時です。トレンドが終わると、平均足だと色が変わるのでわかりやすいです。
足の本数だと、だいたい5本から10本ぐらいです。
利益について
利益は、ドル円では50〜100pipsです。ビットコインではpips計算しないので、利益でいうと1枚で5〜15万くらい。取れる値幅は、その時の経済指標の内容によります。
注意点
注意する点としては、このスキャルでは、ポジションは、ずっと持つべきではありません。
平均足の色が転換したら、すぐに利確することをお勧めします。
というのも、経済指標の効果は一時的なものだからです。
最終的には、元の価格に戻ってしまうことは、よくあります。
ご質問はコメント欄からお願いします