ビットコインの大暴落を引き起こした原因でもあったLUNAがルナクラッシックという新しい名前に変わり、新通貨をエアドロップすると発表しました。詳細をまとめてみました。
USTとLUNAが原因によるビットコイン暴落について
USTが原因によるビットコインの暴落については、以前に私がYouTubeで詳しく解説しました。5分程度でコンパクトにまとめているので、これをご覧ください。
ルナクラッシックの概要
テラグループのDo Kwon氏のツイートで以下のように発表されました。
1/ Terra governance prop #1623 to rename the existing network Terra Classic, LUNA Classic ($LUNC), and rebirth a new Terra blockchain & LUNA ($LUNA) is now live.
— Do Kwon 🌕 (@stablekwon) May 18, 2022
Vote here: https://t.co/ZlGxNCUTMa https://t.co/plj0guJwao
Terraガバナンスプロップ#1623は、既存のネットワークの名前をTerra Classic、LUNA Classic($ LUNC)に変更し、新しいTerraブロックチェーンとLUNA($ LUNA)を再生します。
中略
提案が成功すると、ブロック7790000(2022.05.27 03:59:51 + 08:00)でTerra Classicネットワークの最終スナップショットが取得され、新しいネットワークが作成されます。
重要なポイント
大事なポイントを分かりやすくまとめると以下の通りです。
- LUNAがLUNCと名称変更
- LUNAの保有枚数に応じて新通貨発行
- スナップショットは5/27 11:59:51 (日本時間)
- 保有枚数との対比の言及なし
LUNAは名称変更してLUNC
勘違いしている方が多いのですが、ルナクラシック(LUNC)をエアドロップするわけではないということです。
Do Kwon氏は、はっきりと、renameと、書いています。
スナップショットの日時
新通貨は、LUNAの保有枚数に応じて貰えます。手順はウォレットで持っておくだけです。が、期限があります。
スナップショットの日時の5/27 11:59:51 (日本時間)の時点で決まるので、これまでに保有しておく必要があります。
もらえる新通貨の名称はLUNA
意味が分からないと思いますが、エアドロップされる通貨はLUNA(正しくは、LUNA2.0)。通貨名も同じにしているので、混同してしまいます。
過去の事例
LUNAのように、バカみたいに無限に発行した通貨が、新通貨をエアドロップする事例は、過去にもありました。
LAMBOとLIZA
Yobitというロシアの取引所で、めちゃくちゃな年利でレンディング可能な通貨で人気だった、LIZAとLAMBOっていう通貨が同じような感じでエアドロップし、その後の新通貨も大暴落した事例があります。
LUNA2.0を配布後の動き
実際に僕が5万円分を購入して、どのくらい配布されたか、こちらの記事にまとめてみました。
まとめ
矢野テックの見解としては、手を出さない方が無難かと思います。
もし、参加してみたい方も、せいぜい数万分とか、懐を傷めない金額がよいかと思います。
そして、過去の事例ではエアドロップ後は、みんな一斉に売るので、ガチホ通貨ではないです。エアドロップされた後は、素早く動くことをおすすめします。
僕はブログやYouTubeで話題にした手前、バイナンスで5万円分買って、どうなるか試してみてます。後日、YouTubeで結果をお伝えします。
バイナンスについて
バイナンスについては、過去にこちらの記事で詳しく説明しました。登録してみたい方は、こちらの記事をご覧ください。
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